京都・大江山を根城にしたとされる伝説上の鬼の頭領。源頼光らに討たれる説話で知られる。
全国
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頭は猿、胴は狸、手足は虎、尾は蛇という異形の妖怪。平安時代、源頼光の子・頼政が京の御所で退治したと伝わる。
大和・葛城山系や京都に伝わる土蜘蛛退治の説話。能や歌舞伎の演目にもなっている。
京都・鞍馬山に伝わる大天狗。牛若丸(源義経)に兵法を授けたという伝説で知られる。
京都・貴船神社が発祥地とされる呪術。丑の刻(午前2時ごろ)に藁人形へ釘を打つ呪詛の作法として伝わる。
酒呑童子の配下とされる鬼。京都・羅生門で渡辺綱に片腕を切り落とされたという説話で知られる。
新潟県佐渡島に伝わる化け狸。淡路島の芝右衛門狸、香川県の太三郎狸と並び「日本三名狸」の一つに数えられる。
江戸時代から隅田川流域には河童伝承が多く残る。
鎌倉時代の『吾妻鏡』に、建長3年(1251年)浅草寺に牛鬼のような妖怪が現れ僧侶が病に倒れたとする記述がある。隅田川から現れたその妖怪は対岸の牛島神社に「牛玉」を残し、同社では牛が祀られている。
高知県に伝わる河童に似た小さな妖怪。相撲好きで、川辺で人に相撲を挑むという話が各地に伝わる。
静岡県静岡市清水区・三保松原に伝わる羽衣伝説の舞台。天女が羽衣を松にかけて水浴びをしたという説話で知られ、富士山信仰の構成資産にもなっている。
徳島県山間部に伝わる、赤子の姿で泣き声を上げ、抱き上げると重くなるという妖怪。水木しげるの作品で全国的に知られるようになった。
徳島県に伝わる狸たちの化かし合戦の説話群。人間の勢力争いになぞらえて語られ、狸信仰と結びついた祠が今も残る。
高知県に伝わる河童に似た小さな妖怪。相撲好きで、川辺で人に相撲を挑むという話が各地に伝わる。
徳島県阿南市のある家には、住民を苦しめた牛鬼を退治して持ち帰ったと伝わる頭蓋骨が祠に安置されている。
奈良県桜井市の三輪山に鎮座する大物主神は、蛇の姿で現れるとされる古い神話が『古事記』『日本書紀』に伝わる。
奈良の元興寺に現れたと『日本霊異記』に記される鬼。雷の子とされる怪力の童子に捕らえられたという説話が古くから伝わる。
滋賀県・三上山(近江富士)を七巻き半したという大百足を、俵藤太(藤原秀郷)が退治した説話。
アイヌ叙事詩(ユーカラ)に登場する文化英雄神。人々に漁や狩りの技を授けたと伝わる。
頭は虎、体は魚という想像上の生き物。名古屋城天守の金鯱として知られ、火除けの守り神とされる。
鹿児島県大隅地方に伝わる、一反(約10.6m)の布のような姿で夜空を飛ぶという妖怪。
鹿児島県日置郡市来町(現・いちき串木野市)では「ツクイモン」、大隅半島沿岸では「ウンムシ」の名で牛鬼・牛神にまつわる祭りや伝承が残る。
岩手県遠野地方などに伝わる、家に宿るとされる子供の姿の精霊。柳田國男『遠野物語』で広く知られるようになった。
遠野の常堅寺そばの淵「カッパ淵」が伝承地として知られ、今も目撃談が伝わる。
柳田國男が1910年に発表した、岩手県遠野地方の伝承・説話集。日本民俗学の出発点とされる。
岩手県中部にそびえる霊山。山の神である三姉妹女神(早池峰・鳥海・岩木)の伝説が東北各地に伝わる。
青森県・恐山を中心に活動する口寄せ巫女。死者の霊を降ろして言葉を伝えるとされ、大祭時には多くの参拝者が訪れる。
和歌山県西牟婁郡の牛鬼淵は水が濁ると牛鬼が出るといい、正月に酒を供えて祟りを避けたと伝わる。三尾川では牛鬼が人間を助けて消滅したという珍しい話も残る。
石川県輪島市・能登町に伝わる来訪神行事。なまはげと同系統とされ、2018年にユネスコ無形文化遺産「来訪神」の一つに登録された。
兵庫県・姫路城の天守に棲むとされる妖怪。城の守護者として夜な夜な現れるという伝承が古くから伝わる。
岐阜県飛騨地方に伝わる、前後に二つの顔と四本の腕を持つ異形の存在。朝廷に討たれたとも、地元を守った英雄ともされる。
福島県会津地方の伝説。赤い牛が寺院建立の資材運びを手伝い、その労をねぎらって作られたとされる張り子人形。
大阪・信太の森に伝わる白狐の化身。人間の男と結ばれ、陰陽師・安倍晴明の母になったとされる伝説。
西日本の沿岸部に広く伝わる、牛の頭を持つ鬼の妖怪。岡山・愛媛・高知など各地に伝承と祭りが残る。
岡山の温羅伝説は桃太郎説話の原型の一つとされ、吉備津彦命による鬼退治の物語として伝わる。
伊勢国と近江国の境・鈴鹿山に住んでいたとされる伝承上の女神・天女。坂上田村麻呂伝説と結びつき、鬼や女盗賊とも同一視される。
三重県南伊勢町・五ヶ所浦の洞穴に牛鬼が棲むと伝えられ、城主が弓で射たところその祟りで正室が病に倒れたという伝承が残る。
1749年、備後三次(現・広島県三次市)の稲生平太郎が体験したという、一月にわたり毎晩様々な妖怪に見舞われた怪異の記録。
九州・有明海や八代海で見られたとされる怪火。夜間の漁火の蜃気楼現象とも言われる。
山口県・壇ノ浦周辺に伝わる、甲羅が人の怒った顔に似たカニ。壇ノ浦で敗れた平家の武者の魂が姿を変えたとされる。
鳥取県境港市、漫画家・水木しげるの出身地にある通り。100体以上の妖怪ブロンズ像が並ぶ。
因幡(現・鳥取県東部)を舞台にした『古事記』の説話。ワニをだまして海を渡ろうとした白兎が、大国主神に助けられる。
沖縄・奄美地方に伝わる、ガジュマルの木に宿るとされる赤毛の精霊。
神奈川県・江の島の縁起に登場する五つの頭を持つ龍。天女(弁財天)に諭されて改心したという伝説が伝わる。
神奈川県横浜市保土ケ谷区に伝わる、乱心した殿様の霊とされる妖怪。「外に出ると明石様が出る」と子供を戒める言い伝えとして地域に残った。
太宰府(福岡県)に左遷され没した菅原道真の霊が、都で相次いだ落雷や変事を引き起こしたとされる怨霊伝説。後に天神として祀られた。
福岡県久留米市の観音寺には、住民を苦しめた牛鬼を住職が退治したという伝承とともに、その手とされるミイラが伝わる。
愛媛県宇和島地方の牛鬼まつりで練り歩く巨大な牛鬼は、南予地方の代表的な妖怪伝承。
秋田県男鹿半島に伝わる来訪神行事。大晦日に鬼の面をつけた若者が家々を回り、怠け者を戒める。ユネスコ無形文化遺産。
秋田県・田沢湖にまつわる伝説。永遠の美を願った娘・辰子が龍に変わり、湖の主になったと伝わる。
出雲国(島根県)に伝わる八つの頭と尾を持つ大蛇の神話。須佐之男命(スサノオ)が退治し、尾から草薙剣が出たとされる。
宮城県北部の地名。坂上田村麻呂に討たれた鬼の首が落ちた地とする伝承があり、鬼首温泉郷の名の由来とされる。
香川県五色台の根香寺には、江戸時代初めに退治されたと伝わる牛鬼の角が秘蔵されている。近畿・四国各地に残る「牛鬼淵」の地名は、この牛鬼伝承にちなむ。
長崎県南高来郡(現・雲仙市)には「トオシモン」の名で、牛鬼・牛神にまつわる祭りが伝わる。
肥後国(熊本県)の海に現れ、豊作と疫病の予言をしたと江戸時代の瓦版に記された妖怪。2020年、疫病除けの象徴として再び広く知られるようになった。
熊本県天草地方に伝わる妖怪。木下山の峠道に出るとされ、水木しげるの作品にも登場する。
熊本県八代地方には九州最大級の河童伝承が残り、河童渡来伝説を伝える祭りもある。
千葉県・印旛沼周辺に古くから伝わる河童伝承。沼のほとりで馬を引き込もうとした話などが語り継がれている。
佐賀藩・鍋島家にまつわる化け猫騒動の怪談。江戸時代から芝居の題材として広く知られる。
唐津市厳木町に伝わる豪族の娘。朝鮮へ遠征する夫を鏡山から領巾を振って見送り、悲しみのあまり石になったと伝わる悲恋伝説。
栃木県那須に伝わる、九尾の狐の化身とされる伝説の女性の魂が石となったとされる「殺生石」。2022年に石が割れたことでも話題になった。
九つの尾を持つとされる狐の妖怪。玉藻前伝説など各地の伝承に登場する。
かつて埼玉県さいたま市周辺に広がっていた巨大な沼「見沼」の周辺各地に残る竜の伝承群。
宮崎県高千穂に伝わる神話の舞台。天照大神が岩戸に隠れ世界が闇に包まれたとする『古事記』の説話に由来する。
茨城県水戸地方に伝わる、体じゅうに百の目を持つとされる鬼の妖怪。盗賊が改心した姿ともいわれる。