二十七 尾花澤

おくのほそ道 原文
原文現代語訳

尾花澤にて清風(せいふう)と云(いふ)者を尋(たづ)ぬ。かれは富(とめ)るものなれども、志(こころざし)いやしからず。都にも折〻かよひて、さすがに旅の情をも知(しり)たれば、日比(ひごろ)とゞめて長途(ちやうど)のいたはりさま〴〵にもてなし侍る。

凉しさを我宿(わがやど)にしてねまる也
這出(はひいで)よかひやが下のひきの聲
まゆはきを俤(おもかげ)にして紅粉(べに)の花
蠶飼(こがひ)する人は古代のすがた哉 曾良

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