四 室の八嶋

おくのほそ道 原文
原文現代語訳

室(むろ)の八嶋(やしま)に詣(けい)す。同行(どうぎやう)曾良(そら)が曰(いはく)、「此(この)神は木(こ)の花(はな)さくや姫(ひめ)の神と申(まをし)て冨士一躰(いつたい)也。無戸室(うつむろ)に入(いり)て燒(やき)給ふちかひのみ中に、火〻出見(ほゝでみ)のみこと生れ給ひしより室(むろ)の八嶋(やしま)と申(まをす)。又煙を讀習(よみならは)し侍(はべる)もこの謂(いはれ)也。」將(はた)このしろといふ魚を禁ず縁記の旨(むね)世に傳(つた)ふ事も侍(はべり)し。

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