十一日、瑞巌寺に参詣した。この寺の三十二世の昔、真壁の平四郎が出家して唐に渡り、帰国した後に開山した。その後、雲居禅師の徳による教化で、七堂伽藍の屋根も改まり、金色の壁が荘厳な光を輝かせ、仏の国を地上に実現したような大伽藍となったのである。あの見仏上人の寺はどこにあったのだろうかと、慕わしく思われた。
二十四 瑞巖寺
おくのほそ道 現代語訳
原文現代語訳
十一日、瑞巌寺に参詣した。この寺の三十二世の昔、真壁の平四郎が出家して唐に渡り、帰国した後に開山した。その後、雲居禅師の徳による教化で、七堂伽藍の屋根も改まり、金色の壁が荘厳な光を輝かせ、仏の国を地上に実現したような大伽藍となったのである。あの見仏上人の寺はどこにあったのだろうかと、慕わしく思われた。